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2020年6月15日月曜日

善玉菌の増加と免疫力の強化。感染拡大から考える免疫強化の重要性

ネットワーカーのための免疫セミナー第8回

今回の内容は
善玉菌の増加と免疫力の強化
感染拡大から考える免疫強化の重要性

ネットワークビジネス従事者の皆さん、ビジネスにお誘いする際には、正しい知識の基、正確に説明しましょう!

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善玉菌の増加と免疫力の強化

腸内で腸内細菌の善玉菌が増えると、免疫力が高まっていくことが知られています。

腸内細菌は、胎児のときには体内にはなく、出産後に母親や周囲の環境の中から取り込まれ、腸の中に定着するようになります。そのため、腸内細菌は細菌の一種であって身体の一部ではなく、免疫細胞には異物として認識されています。腸内の善玉菌が増えると、白血球のマクロファージが善玉菌を取り込んで破壊していきます。マクロファージは善玉菌が多いと、悪玉菌よりも勢いよく取り込んでいくといわれています。

マクロファージはサイン物質のサイトカインを放出して、抗体を作り出すB細胞や、敵を直接攻撃するT細胞といったリンパ球を活発に働かせるようにします。善玉菌は強い外敵ではないものの、善玉菌は数が多く(1000兆個の20%なら200兆個)、常に増殖を続けているため、マクロファージは戦い続け、サイトカインを出し続け、白血球とリンパ球を戦わせています。

軍隊は、あまり戦ったことがない部隊よりも、常に戦っている部隊のほうが戦闘慣れしてい
ることから攻撃能力が高いのは当然のことです。それと同じように、免疫細胞の白血球、リンパ球は常に活発に働いていたほうが強化されていきます。このように、善玉菌が増えることで免疫力は高まっていくことになるわけです。

マクロファージが善玉菌を取り込むということは、善玉菌を常に増やすように心がけないと、善玉菌が減って、悪玉菌が優勢になりかねなくなります。悪玉菌によって、腸内で有害物質が多く作り出されると、それを排泄しようとして下痢が起こりやすくなります。下痢になると水分や有害物質だけでなく、腸内細菌も多く排泄されて善玉菌が減ることになります。多く排泄されると、それを補うために善玉菌も悪玉菌も増殖していくのですが、悪玉菌は善玉菌よりも増えやすくなっています。便秘の解消に下剤を使った場合も同じようなことが起こります。

悪玉菌が増えると大腸内で有害物質が増えて、また下痢が起こるというように悪循環に陥ることにもなります。これを断ち切るためには、悪玉菌が増殖しないように善玉菌を増やすことが大切になるということです。
感染拡大から考える免疫強化の重要性

新型コロナウイルスに限らず、ウイルス性の感染症に打ち克つには免疫の強化が重要とされています。ウイルスは体内に入ると、細胞に寄生する形で棲みつきます。治療によって治ったと言われていても、実際にはウイルスが病気を発生させるほどに増えていないだけで、ウイルスは着実に生き残っています。これを抑え込んでいるのは自分の体内に備わっている免疫システムで、免疫力が低下するとウイルスの活性化が始まります。

基礎疾患と呼ばれる高血圧症、糖尿病、心臓疾患などの全身に影響を与える疾患があると免疫が低下します。また、免疫力は40歳くらいまでは高いままキープされるものの、それ以降は低下していく一方となります。ということで、高齢者と生活習慣病がある人は免疫が低く、感染のリスクも発症のリスクも高くなるということで、超高齢社会の日本は国全体としてリスクが高いということになってしまいます。

免疫を司っているのは、免疫細胞と呼ばれる白血球とリンパ球です。白血球は骨髄で作られ、骨髄で活性化していきます。外敵を取り込んで処理するのが白血球の役割です。リンパ球は自ら外敵を攻撃するものと、攻撃力がある抗体を作り出すものがあるのですが、白血球のマクロファージが外敵を処理すると、その情報が全身に伝わり、外敵の種類と数に応じてリンパ球が攻撃を始めるという仕組みになっています。

免疫が低下する要因としては、身体の冷えが一つにあげられます。身体が冷えているということは、血流が低下していて、血液中を移動している免疫細胞の到着が遅れるようになります。これは消防車にたとえられていて、早く到着すれば小火(ぼや)で消化できたはずが、道路が混雑していて到着が遅れたために全焼してしまったということになるのと同じだということです。体温が1℃低下すると免疫力は30%低下して、1℃上昇すると5~6倍(500~600%)にもなると言われています。それだけに身体を温めることは重要ですが、そのことが腸内環境を整えて免疫が高まることについては次に紹介します。

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