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2020年6月16日火曜日

歩数の減少時代の免疫向上。感染拡大から考える唾液での検査と免疫の関係

ネットワーカーのための免疫セミナー第21回

今回の内容は
歩数の減少時代の免疫向上
感染拡大から考える唾液での検査と免疫の関係

ネットワークビジネス従事者の皆さん、ビジネスにお誘いする際には、正しい知識の基、正確に説明しましょう!

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歩数の減少時代の免疫向上

歩くことは筋肉強化や心肺機能の向上だけでなく、免疫力を高めるためにも必要なことです。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛から歩数が大きく減ったことから、国民的な免疫力の低下が懸念されています。リンクアンドコミュニケーションが緊急事態宣言の前後で歩数の変化を調査しています。対象者は同社が運営するAI健康アプリのカロリーママ、カラダかわるNavi、カラダかわるNavi for スポーツクラブのユーザーです。

1日に3000歩未満の人は、緊急事態宣言の前では20.1%でしたが、後では28,4%に増えていました。国民健康・栄養調査(平成29年)では、平均歩数は6322歩で、20?64歳では7121歩となっていました。国民の健康目標を示した「健康日本21」の歩数の目標は、男性が9000歩、女性が8500歩となっています。もっと歩いて健康づくりを図ろうとしているわけですが、3000歩未満というと平均の半分以下です。3000歩未満では平均して90kcalほどの消費エネルギーが不足しているとされていて、これはエアロビクス17分に相当すると言われています。これだけの運動量が不足したのでは、身体に影響が出てくるのは当然のことといえます。

また、タニタが東京都内にオフィスがある大手企業の社員約100人を対象に緊急事態宣言の前後で歩数調査を行っています。前には1日に1万1500歩も歩いていましたが、通勤からテレワークに変更になったことで1日当たりの歩数が30%ほど減り、中には1日に3000歩と70%も減っているという結果になっていました。

早稲田大学スポーツ科学学術院では、歩数と免疫力の関係を調査しています。免疫の指標とされたのはウイルスが粘膜に侵入するのを防ぐ唾液の中の分泌型免疫グロブリンAで、平均71歳の284人を対象に分泌速度が調べられました。高齢者の1日の歩数を4分割して調べたところ、2番目(5968?7673歩)で分泌型免疫グロブリンAが最も速く分泌されていて、1日に7000歩程度が免疫力を高める歩数ということがわかりました。
感染拡大から考える唾液での検査と免疫の関係

新型コロナウイルスのPCR検査は、これまでは鼻腔のウイルス採取をしなければならなかったので、医療関係者の感染リスクが高いことが指摘されてきました。これに対して新たな検査方式として唾液で検査ができることになり、医療関係者のリスクは大幅に減ることになります。唾液に含まれる新型コロナウイルスは、鼻腔の新型コロナウイルスの5倍ほどの量となっているので、簡単で、安全で、正確性が高い検査方式だとされています。

検査ということでは、それは正しい情報ですが、注目しなければならないのは新型コロナウイルスの量が唾液に多く含まれているということです。検査での採取が簡単だということは、唾液に含まれているウイルスが簡単に外に漏れて、感染しやすいことになります。だから、マスクの着用が求められているわけですが、ずっとマスクをしたまま生活をするわけにはいきません。

絶対にマスクを外さなければならないのは飲食をするときです。食べる、飲むことで唾液が身体の中に入っていくだけならまだよいのですが、飲食をすることによって唾液の量が増えて、これが外に出てしまいます。しかも咳やくしゃみ、会話での飛散だけでなく、呼気によっても外に出ます。呼気の場合には口の近くにしか広まらないといっても、料理は口元の近くに置かれます。特に注意が必要とされるのは目の前を生ものが通過していく回転寿司は他の人の口元を通過して、それを食べることになるので、唾液の飛沫感染のリスクは必ずあります。

新型コロナウイルスは、すでに多くの日本国民の身体に入り込んでいて、国民的な集団免疫ができているので、重症患者が少なかったと言われています。新型コロナウイルスの感染拡大が起こる前に、風邪と思われていたことが、実は新型コロナウイルスであったために、知らないうちに集団免疫ができていたという指摘もあります。だからといって、食品から感染する危険性が低いということではなくて、飛沫感染の危険性を考えると、免疫を強化して長期の戦いに備えるべきではないでしょうか。

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