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2020年6月15日月曜日

免疫力を高める温活の方法。血流促進と免疫の関係

ネットワーカーのための免疫セミナー第7回

今回の内容は
免疫力を高める温活の方法
血流促進と免疫の関係

ネットワークビジネス従事者の皆さん、ビジネスにお誘いする際には、正しい知識の基、正確に説明しましょう!

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免疫力を高める温活の方法

身体の冷えを改善して体調を整える“温活”は、さまざまな方法があり、効果の程度にも差があります。日本能率協会の病院関連展示会のHOSPEXの特集展示のカラダ改善プロジェクトに温活EXPOでは医学的にも有効な展示が始まるなど、温活は第二段階に入ろうとしています。

身体を温めると血流がよくなり、免疫細胞の白血球が全身を効率的に巡るようになり、これが免疫を高めることにつながります。免疫というのは敵と味方を区別して、敵だけを攻撃・排除する機構を指しています。その攻撃と排除に働いているのが免疫細胞です。

体温が1℃下がると免疫は37%も低下すると言われています。メディカルダイエット的にいうと、体温が1℃下がるとエネルギー代謝は12%も低下するとの研究成果もあります。では、体温が1℃上がると、同じ割合だけ免疫が上昇するのかというと、そんな程度ではありません。研究者によって異なるのですが、5?6倍にも高まるというのが一般に広まっています。この場合の1℃というのは身体が冷える人のプラス1℃のことではなくて、通常の体温に対してのプラス1℃なので、冷えている人は、かなり体温を高くしないといけないことになります。

体温を高める方法というと歩くことと入浴がよくあげられます。実際に体温を高めるために入浴しようとすると、42℃のお湯に10分も入っていなければなりません。42℃の入浴では自律神経の交感神経の働きが盛んになっているので、体温上昇はしばらく続いているものの、徐々に下がっていきます。

こういったことに比べると、温熱治療器を用いた高温熱刺激は、免疫細胞の中でもがんや腫瘍に対抗するキラーT細胞の数を増やすことが確認されています。キラーT細胞が増えれば、それでよいというわけではなく免疫の司令塔であるヘルパーT細胞のバランスも重要になります。
血流促進と免疫の関係

風邪をひくと体温が上がるのは、身体が病気と戦っている証拠だといわれます。免疫細胞は温度が高めの状態のほうが活動は活発になるため、体温を高くして病原菌などと戦いやすい環境を作り出しています。平常時には、平熱の中で免疫細胞は通常のパトロールをして、身体に害を与える病原菌などを的確に処理していますが、通常の防御体制で対処できないときには、体温を上げて免疫細胞を最大限に活動させるようにしています。

逆に体温が低いときには、免疫細胞の活動も低下しやすくなります。身体が冷えるのは温かい血液が充分に送られていない結果で、血液の流れが悪くなっている証拠といえます。身体の端にある手足は特に血流が低下しやすいために冷えやすくなり、冷えているときには免疫も低下していることになります。

免疫細胞は、血液中のブドウ糖や中性脂肪が適度な量のときにはスムーズに流れ、病原菌などが増殖する前に対応することができます。ところが、血管中のブドウ糖や中性脂肪が増えすぎて混雑した状態になったときには、免疫細胞が到着するまでに時間がかかり、処理にも時間がかかるようになります。

免疫細胞の白血球とリンパ球は血液中を流れていて、血流が悪くなると必要なところに駆けつけるのが遅くなります。消防活動にたとえると、道路が渋滞していたら消防車の到着が遅れて、ボヤで消せるはずの火事が全焼にもなりかねません。それと同じようなことが起こり、がん細胞や病原菌の増殖が進んでいくことになります。血液中にブドウ糖や中性脂肪が増えすぎると血管内が混雑した状態になるので、ますます渋滞がひどくなって免疫が低下していくことになります。

このように低下する免疫細胞の働きを高めるには、血管内の渋滞を緩和させるために、血液中のブドウ糖と中性脂肪を適正な量にするように、食べすぎを控えることが必要になってくるのです。

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